メタボリック・シンドロームとは
メタボリック・シンドロームは、代謝症候群ないし内臓脂肪症候群とも呼ばれて、複数の病気や異常が重なっている状態を表わしているのです。
また日本人の生活習慣は、食生活の欧米化や、乗り物や機械類の発達などによってここ約50年の間に他の国では類を見ないほど急激に変化をしたと言われているんですよ。
私達の生活は便利で豊かになったのですが、食事での脂質摂取量が増えたり、慢性的な運動不足など、脂肪がからだに蓄積される条件が多くなってしまったのです。
この脂肪の蓄積が私たちの健康にも大きく影響を与えているんですよ。
メタボとは生活習慣病を総合的に表現した用語
お腹がでっぷりとせり出した「内臓脂肪型肥満」が健康的ではないことはもちろん、「生活習慣を改善しよう」という雰囲気が社会の中に芽生え始めていることには、健康を考える上で大きな一歩だと思います。
またメタボリック・シンドロームとは内臓脂肪型肥満や代謝症候群・高血糖・高血圧などの生活習慣病を総合的に表現した用語として使われているのです。
しかし本来は医療系の専門学会などによる「生活習慣病健診・保健指導の在り方に関する検討会」において厳密に定義が定められているのです。